5月は赤字覚悟→好調の理由とは?クリニック運営のリアル

こんにちは、管理人です。

今週も1週間が始まりました。
そして5月最後の週です。

5月は赤字覚悟?→想定外に好調でした

今月の皆さんのクリニックでの売り上げはいかがでしたでしょうか。
GWの連休で診療日数が少なく、
医院運営としては厳しい月ですよね★

当院は5月1日〜7日までまるっとお休み、
週休2日は死守したので今月の診療日数は18日です。

赤字も覚悟でしたが、想定していたよりも良い売り上げになる見込み。

というのも、4月半ばにユニットを4台→5台へ増設したので
稼働する列が増えたからです。

因みに従業員の数は変わりません。

増えたユニット分をどう回しているかというと
今までDr列1、DH列3だったところを
Dr列2、DH列3で稼働させることにしました。

従業員の総退職を目前に
切羽詰まった状況で求人関係に全力を尽くすために
去年の9月から元々2列だったDr列を1列にして

スタッフが入った後もフォローアップのために
私の枠は基本閉じていました。

スタッフがある程度育ち、私はゆとりが出てきたところで
ユニットを増設しました。

ユニット増設でどう変わったか

4列→5列稼働にしたことで
1日平均来患数は36名→41名(2025年5月26日現在)に増えました。

41名を5台でみてるので1列当たり1日8名の計算ですね。

時間的にはDH列にはまだゆとりがあるので
予防と新患獲得に力を入れていきたいところです。

Dr列を増やして一番喜んでいるのは
やはり院長でしょうか。

院長1人でDr列を回してきていたので
入れたくても予約が先延ばしになってしまっていた患者さんを
スムーズにご案内できるようになってきたのはよかったです。

また私自身は列を開放したところで
そんなに予約入ってこないだろうと思っていましたが
DH列よりも先にDr列の方が埋まりやすいので
治療の需要はまだまだあったんだな。。。と感じています。

同時にこれからの目標はDH列がもっと予約で埋まっていくことです。

ということで、
夫婦でダブルドクターだと人件費を増やさずに稼働列を増やせるという部分は
やはり1ドクター開業にはない強みですね。

夫婦ドクターの診療体制と考え方

また、夫婦で一緒に診療して喧嘩にならないのか、という質問をよく頂きますが
これに関しては喧嘩になりません。

お互いにリスペクトして真摯に診療に向き合っている姿を見ていれば大丈夫。
あと、大事なのは『順位をつけること』だと考えています。

A案とB案、2人の意見が別れた時、どうするか?

ですが、ここに関しては私は『院長の案を優先する』ということです。
院長は私の意見を聞かないかというと、そうではないので
お互いに意見を出し合って、良い方向を目指し、その中で折り合いをつけるときには
院長の案をとる、と決めています。

この考え方は私にはとてもしっくりきていて、
お互いに我を通してやろうとすると衝突するし、
うまくいくものもいかなくなってしまいます。

こんな場面では、こうする。

と自分ルールを決めていることで
一緒に診療していてもストレスを感じることは予想以上にありません。

一般診療は共通の項目をやっているからこそ
お互いの苦労や頑張りを認め合える良さもあります。

ということで、もし手にゆとりがあり
医業収入を増やしたいと思うなら、
手っ取り早く列を増やすことをお勧めします。

(個人的にはもう少しゆとりが欲しいのでまた次の手を考え中です。^^;)

今後の展望と課題

今月はユニットが増えて1ヶ月経過する月なので
増設前、後での振り返りも書いていけたらなぁと思います。

それもこれも全ては数値把握をしているから。
私はまだまだ開業したての青二歳なので偉そうなこと言えませんし
そんなにたくさんできているわけではないけれど、統計を取り出しからは
数字を追って分析するのが楽しくなりました^^

医院の運営を数値化することは、動き始める時は大変ですが
一度システムになってしまえばメリットしかありませんのでぜひ取り組んでみてください!

統計の取り方や管理に使っているスプレッドシートのことを書いたブログもありますので
興味のある方は目を通してみてください。

ブログはコチラ

Googleスプレッドシートで医院の情報共有がラクになった話 〜売上管理も統計もぜんぶ見える化〜

ではまた^^

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